若林けんた
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メールマガジン 若林けんた

2022年2月1日

◆けんたのまっすぐ便◆ Vol.155 2022年2月1日発行

静かな朝、シャーっと雪かきをする音がして、窓の外を見ると薄っすら積もっている雪。
温暖化の影響で雪不足が心配される年が続きましたが、今年は例年の寒さが戻ったように感じ、真っ白な街の姿が懐かしくも感じます。
もっとも、雪の多い地域では、除雪作業なども大変です。
怪我に注意して取組んで頂きたいと思います。

豪雪地帯対策特別措置法が、今の国会で、10年に一度の改正を行います。
高齢化が進む地方で除雪を請け負う任意団体への助成など様々な議論が自民党本部で行われています。
例年、2月には特別交付税が市町村に交付されますが、今年は、令和3年度補正予算及び令和4年度本予算で、豪雪地帯安全確保緊急対策交付金(2億円)が創設されていますので、より手厚く豪雪地帯の自治体への支援が行えるようになっています。
因みに、北信地区で特別豪雪地帯と指定されているのは、栄村、野沢温泉村、木島平村、山ノ内町、飯山市、高山村です。
中野市全域が豪雪地帯、長野市、須坂市も一部地域が豪雪地帯となっています。
やはり、北信地区は雪を無くして生活していく事はできません。
除雪排雪も大切ですが、雪室など利雪にも助成措置があります。
知恵を出し合いながら、雪を大いに活用して行きたいものです

さて、連日オミクロン株による感染拡大が伝えられ、ついに、長野県でも蔓延防止等重点措置の適用を受ける事となりました。
まずは、手洗いうがい等、感染予防の基本をお互い徹底して行く事、決められたルールの遵守が大切と思っています。

観光関連産業、宿泊飲食関係など大変な思いをされている皆さんがいらっしゃいます。
過日も、スキー学校やレンタル、旅館、観光会社などから窮状をお聞きする機会を頂きました。
昨年に続く今シーズン。当初は年末に予約が入って準備をしてきただけにキャンセルによる損失が昨年より大変である事。
緊急融資を利用したけど、返済への目途が尚更描けない窮状。
お伺いしました。

まずは、事業復活支援金の受付が1月31日から始まりますので利用いただきたい事。
雇用調整助成金など既存の政策をフルで活用頂きながら、何とか繋いで行って欲しいと思っています。
なお、更に、政治で出来る事、やらなければならない事を見極めて参ります。

オミクロン株については、感染力が強い一方で、重症化しにくいという面があり、イギリス等、新規感染者が10万人も出ていても行動制限を撤廃する国も出てきています。
国内でも感染症の分類を2分類から5分類に引き下げろと言った意見も存在します。
また、南アフリカや米国などは、急速に感染拡大が進む一方で、ピークも早く迎えている面もあります。
いずれにしても、我が国においては、今の感染拡大局面では行動制限を緩和する事は出来ませんが、ピークを過ぎてくる場面で、行動制限の緩和や感染症分類の見直し等、十分議論をしていかなくてはいけません。
それまで、3回目のワクチン接種を強力に進めつつ、皆で協力しあって乗り越えて行きたいと思います。

今のところ蔓延防止等重点措置適用中でもあり、善光寺灯明祭りも飯山ゆき祭りも中止となってしまいました。
準備に奔走された皆さんの顔が思い浮かび、大変残念な思いが致します。
なんとか3月中には抑え込んで、善光寺御開帳、諏訪の御柱、飯田のお練りと続く信州の観光一大イベントを無事迎えたいものです。

国会では、来年度予算審議が予算委員会で展開されていますが、2月中に衆議院を通過させ、参議院決議を経て、年度内成立を図っていく事になります。
予算審議が終わると非予算関連の法案審議に移ります。
こども家庭庁の設置や経済安全保障法案が重要法案とされていますが、7月の参議院選挙前で政府提出法案を絞り込んでおり、与野党の対決法案などは少なく、6月15日の会期末に国会は閉じる事になるでしょう。

7月10日投票日と噂される参議院選挙まで5カ月となります。
自民党長野県連は、年末に候補者選考委員会を立上げ、後藤茂之県連会長が委員長に就任しました。
もっとも、後藤代議士は厚生労働大臣として、内閣の中でも最も多忙を極めており、宮下一郎代議士が委員長代行となり取り仕切りをしてくれています。
現在、2月17日を期限として、参議院議員候補者の公募を受け付けています。
自薦他薦で様々な名前が浮かんでいますが、選考委員会の手続きに従って、今月中にも候補者を決定して貰い、議席奪還の狼煙を挙げて参りたいと思っています。
「批判や文句の先に未来はない。
未来への選択は、国県市町村が一気通貫で繋がり目の前の課題を一つ一つ解決をしていく事にある」先の総選挙での私の思いを参議院議員候補者に載せて、精いっぱい取り組んで参ります。
是非とも、ご理解ご協力をお願い致します。

最後にご報告があります。
1月28日金曜日の朝6時頃。毎朝の日課である皇居周辺8キロのジョギングをしている際、最後1キロのところで街路樹の根っこに足を取られ大転倒をしました。
当日は体の調子も良くて、久しぶりにキロ6分を切ってゴールできるとスピードアップしていました。
左肩から落下して、骨折を致しました。
2週間ほど、左手を釣って固定しながらの生活を余儀なくされます。
自らの年齢を顧みず不注意な所業と反省しています。
暫くぶざまな姿を晒しますがご容赦ください。
左腕以外は全く健康ですので、暫く早朝ジョグはお休みしますが、通常通り議員活動は行って参ります。

寒い日が続きます。
体調にご留意されご活躍を祈念して、2月メールマガジンとさせて頂きます。